AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト受験記(2017年12月20日時点)
事業開発部の野村です。アイドルプロデュースしたいです。
2017年12月20日に、AWS 認定の1つ「AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」を受験し何とか合格しました。その時の試験内容や試験に向けた私なりの勉強法などを共有させていただきます。
AWS認定とは
AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム | AWS
主に以下4つの技術分野で認定が用意されています。
- クラウドプラクティショナー(Cloud Practitioner)
- アーキテクト(Architect)
- 開発者(Developer)
- 運用(Operations)
クラウドプラクティショナーはAWS全体の基礎を、他3つにはそれぞれ「アソシエイト」と「プロフェッショナル」という役割ベースで認定が用意されています。
今回紹介するのは、「アーキテクト」の「アソシエイト」認定です。AWSを扱う開発者にとっては登竜門とも言える認定試験でしょうか。
AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトとは
概要
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトより引用
AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験は、AWS プラットフォームでの分散アプリケーションとシステムの設計経験がある個人を対象としています。この試験では以下について理解していることが求められます。
- AWS におけるスケーラビリティ、高可用性および高耐障害性の設計とデプロイ
- 既存のオンプレミスアプリケーションの AWS への引き上げおよびシフト
- AWS とのデータの送受信
- データ、コンピューティング、データベースまたはセキュリティ要件に基づく適切な AWS の各種サービスの選択
- AWS アーキテクチャのベストプラクティスの適切な使用の識別
- AWS のコストの予測とコストコントロールメカニズムの識別
出題範囲やAWSが推奨する学習方法、試験の申込・料金など上記サイトに一通りまとまってます。試験ガイド(BluePrint)はmust-readですね。
過去に弊社ブログで当試験の内容や対策について要点がまとまった記事があります。これから試験を受けられる方は下記も目を通していただくと良いかと。
有効期間
認定試験合格後2年間が認定証の有効期間となります。引き続き認定を維持するには再認定の受験が必要となります。
実際に試験を受けてみて
試験会場
携帯電話・時計や本はもちろん、筆記用具類も持ち込み禁止です。所持品は会場内のロッカー等に入れて保管することになります。
試験実施方法
会場で予め用意されている端末を用いて試験実施、回答入力を行っていきます。試験残り時間はちゃんと画面表示されますし、回答済み問題の修正や後で見直したい問題に印をつけておくなどの対応もできます。
試験時間は80分ですが、80分を待たずともテスト完了・退席可能です。
合否結果
合否結果はテスト完了後すぐに表示されます。後日メールでも正答率など含む詳細な結果が通知されます。
出題傾向の所感
以下のアーキテクチャに関する問題が目立っていたかと思います。
- Amazon Elastic Compute Cloud (EC2)
- Elastic Load Balancing (ELB)
- Amazon VPC
- Amazon S3
- Amazon Route 53
- Auto Scaling
- Amazon RDS
- AWS Identity and Access Management (IAM)
上記以外のAWSアーキテクチャも、もちろん出題されます。それぞれどんな特徴を持つものなのかは知っておいたほうが良いかと思います。ホワイトペーパーの 「アマゾンウェブサービスの概要」 もmust-read。
私が行った勉強法
AWS資料をとにかく読み込む
ホワイトペーパーや、AWS クラウドサービス活用資料集にある、関連しそうな資料をひたすら読みました。
ホワイトペーパーについてはBluePrintでも紹介されていますが、下記を読みました。
- セキュリティプロセスの概要
- AWS クラウド のストレージオプション
- 障害復旧を目的とした Amazon Web Services の使用
- アマゾン ウェブ サービスの概要
- リスクとコンプライアンスホワイトペーパー
- クラウドコンピューティングのアーキテクチャ:ベストプラクティス
上記ホワイトペーパーを読んで、分からなかったことやもっと深く調べる必要がありそうなところについてはクラウドサービス活用資料集から調べて学習していくようにしました。
先人の教えを請ける
社内で対策についてもアドバイスいただいたり、参考にさせていただきました。AWSのプロフェッショナルが身近にいるということの心強さを実感します。
さいごに
クラスメソッドに入社して3ヶ月経ちました。ようやくクラスメソッドの一社員として認めてもらえる称号を手にすることができました。
次はAWS 認定デベロッパーアソシエイトをターゲットに、日々の業務と合わせて精進していきたいと思います。
弊社は本日が2017年最終営業日となるため、野村の会社ブログは当記事が今年最後です。
今年も1年お疲れ様でした!来年もよろしくお願いいたします。良いお年を!